敏感肌の改善方法!見直したい5つの生活習慣とは?

敏感肌を改善する生活習慣

なかなか改善しない敏感肌の原因は、スキンケアだけなく、思いがけない生活習慣に隠れていることがあります。

敏感肌の改善のために見直したい生活習慣について解説します。

その1:食生活の見直し

バランスの良い食事

敏感肌を改善するには食生活を見直し、肌に必要な栄養が不足しないように注意する必要があります。

食生活を見直すときのポイントは、栄養の偏りに注意することです。

敏感肌の改善は食事から

肌は栄養状態を映す鏡とも言われ、食糧難の時代には多くの人がカサカサとした乾燥肌や粉を吹くような荒れ肌を抱えていました。

現代は栄養不足とは無縁の時代ですが、「新型栄養失調」と呼ばれる新しいタイプの栄養障害が増えていると言われています。

 
新型栄養失調とは、カロリーは足りているが栄養のバランスが偏っている状態で、具体的には「糖質の摂りすぎ」と「タンパク質、ビタミンの不足」というケースがほとんどです。

肥満傾向の人に新型栄養失調が隠れていることも珍しくありません。

 
朝食を抜き、昼食はファストフードや炭水化物中心の高カロリーな食事、夕食はコンビニの単品惣菜とカップ麺、というような食事をしていると栄養が偏り、敏感肌は改善しません。

肌の調子を整える栄養素は?

肌の健康に直接かかわる栄養素は、肌の材料であるタンパク質と、タンパク質の代謝に欠かせないビタミンB群です。

タンパク質は、消化器官でアミノ酸に分解されて血液に吸収され、身体の各器官で必要とされるタンパク質に再合成されます。

 
人の身体が必要としているアミノ酸は20種類ありますが、とくに重要なのは「必須アミノ酸」といわれる、体内で合成できない9種類のアミノ酸です。

タンパク質は米や小麦にも含まれますが、必須アミノ酸をバランスよく含んだ肉、魚、大豆製品を食べることが大切です。「肉も魚も嫌い」という偏食では敏感肌は改善しません。

 
また肌の代謝を助けるビタミンB群ですが、その中でも特に注目したいのが、ビタミンB2です。

ビタミンB2には皮膚を保護・再生・維持する働きがあり、肌荒れや口内炎の改善にも役立ちます。

 
肌の健康に関係が深いビタミンには、ビタミンB群の他に、ビタミンA・C・Eがあります。

ビタミンAは、ターンオーバーを調え、肌に潤いを与える働きがあり、不足すると乾燥肌や肌荒れを起こしやすくなります。

 
ビタミンCは、抗酸化作用によって肌の老化を防ぐ、コラーゲンヒアルロン酸の生成を助けて肌にハリと潤いを与えるなど、多くの美肌効果があります。

ビタミンEは、抗酸化作用があるほか、血行を促進して肌への栄養供給を活発にします。

その2:スキンケアの見直し

正しいスキンケア

敏感肌の時は肌のバリア機能が低下しているので、肌を刺激せずにバリア機能の回復を待つことが重要です。

肌に刺激を与えない化粧品の選び方や、スキンケアの方法について確認していきましょう。

自分に合った化粧品を使う

敏感肌は化粧品の成分が刺激になりやすい状態です。

どの成分が刺激になるかは人によって違うので、自分に合った化粧品を選ぶことが必要です。

 
ふだん使っている化粧水や乳液が刺激に感じることもあるので、ピリピリするなどの刺激を感じたら一時使用を中止して、敏感肌用などの配合成分がシンプルなものに変えましょう。

MEMO
肌が健康なときには有効な成分も、敏感肌には刺激が強い場合があります。

配合成分が多い高価な製品や、美白やエイジングケアなどの効用をうたう製品は、肌が敏感なときは避ける方が安全です。

間違ったスキンケアは今すぐやめよう

クレンジングや洗顔での「こすり過ぎ」は敏感肌の時はとくに禁物です。

石けんのアルカリ性は敏感肌には刺激が強いので、石けん洗顔はしばらく中止しましょう。

 
こする刺激だけでなく、熱いお湯で洗う、強いシャワーを当てるなどの刺激もマイナスです。

また肌が敏感なときは、日焼け止めの使用を嫌う傾向がありますが、肌にとって紫外線はもっとも警戒すべき刺激の一つです。

 
無防備に紫外線を浴びていては敏感肌が悪化する一方ですので、肌の調子が悪い時でも、紫外線対策だけは対策を万全にしましょう。

ただし日焼け止めも、紫外線への防御力が高いものほど肌にとっては負担になります。

 
肌に優しいタイプのものを使ったり、アームカバーや帽子・日傘などで紫外線を防ぎましょう。

その3:運動習慣の見直し

適度な運動

肌荒れでメイクもままならない時は、気分が落ち込んで外出する気にならないかもしれませんね。しかし運動不足のままでは、肌荒れの改善も進みません。

運動と肌の調子にはどんな関係があり、肌荒れの改善に効果があるのはどんな運動でしょうか?

運動で肌の調子が整うのはなぜ?

肌がトラブルから早く回復するには、血行を良くして栄養を供給し、老廃物を回収することが必要です。

運動によって血液循環が活発になると、毛細血管の数が増え、運動している時だけでなく普段も肌への栄養供給が向上し、老廃物も回収もスムーズになります。

 
また運動は自律神経の働きを良くするので、肌のターンオーバーを正常化する効果もあります。

肌の代謝が正常に行われることで古い角質が排出され、肌のくすみやざらつきも改善します。

手軽な運動から始めてみよう

 
肌の健康を増進する運動は、継続することが何より重要です。無理なく続けられる手軽な運動から始めてみましょう。

ウォーキングは手軽な有酸素運動ですが、始めるきっかけがつかめない時は、通勤の時に一駅手前で降りて歩くなどで「歩く習慣」をつけるのがおすすめです。

 
駅や会社でエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使うようにするのも、毎日の運動量を増やす効果があります。

また昼食休憩に軽い運動をするのも効果的です。スマホで会社の近所の公園や神社などを検索して、歩いて行ってみるだけでも良い運動になります。

 
神社といえば、最近は「御朱印ガール」が増えているそうです。

週末に何軒か神社巡りをして、御朱印を集めるのも良いかもしれませんね。パワースポットならではのご利益もあるかもしれません。

その4:睡眠の質の見直し

質の良い睡眠

肌荒れでダメージを受けた組織は睡眠中に分泌される成長ホルモンの助けを借りて修復されます。

敏感肌からの回復を早める睡眠とはどのようなものでしょうか?

「肌のゴールデンタイム」は間違っていた?

成長ホルモンの分泌が盛んになる「肌のゴールデンタイム」は夜10時~2時という説が有名ですが、正しくは「入眠後の3時間」です。

人の睡眠は90分がワンセットになっていて、1セット目の眠りがいちばん深く、その次が2セット目です。

 
成長ホルモンも、眠りの深い1~2セットの3時間に分泌されます。

あまり夜更かしをするのは自然な睡眠リズムを壊すことになりますが、「夜10時」にこだわる必要はありません。

時間だけでなく、睡眠の質も大切

大切な入眠後3時間の眠りの質を高めるには、ベッドに入る前の1時間が大切です。

神経が興奮していると寝付きが悪くなり、睡眠の質も低下するので、スマホを止めて目を休めるなど、リラックスして過ごすことが大切です。

 
また手足が冷えて体の芯の体温が高い状態だと、なかなか寝付けません。

就寝前1時間くらいに入浴すると、リラックス効果があるだけでなく、温まった身体が冷めるときに自然な眠気が訪れます。

その5:ストレス対策の見直し

ストレスへの対策

ストレスが肌に良くないことはご存知の通りですが、なかなか思うようにいかないのがストレスの解消です。

ストレス対策を見直すときのポイントとは何でしょうか?

ストレスで肌荒れが起こるのはなぜ?

ストレスは肌の毛細血管を収縮させて、肌への血行を阻害します。緊張すると動悸は早くなるのに、顔色は青ざめるということがあります。

これはいわば「戦闘モード」で、肌や消化器官への血行を減らして筋肉への血行を増やす反応です。

 
ストレスが溜まったときも、自律神経はこれと同じ反応をして、肌への血流が低下します。

慢性的なストレスでいつも緊張モードになると、肌の血行不良も慢性化して、肌荒れの原因になります。

理想的なストレス解消法はこれ!

ストレスはため込むほど解消が難しくなります。

ストレスフルな状況そのものを変えることは難しい場合も多いでしょうが、ため込まずに日々リセットすることが大切です。

 
ストレス解消の基本は、自律神経の交感神経を休めて、副交感神経を優勢にすることです。

それには、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる、腹式呼吸をマスターして深く呼吸する、運動やスポーツで身体を動かす、など様々な方法があります。

 
ストレス解消法は1つではなく、自分に合った「気持ち良い方法」「楽しい方法」をいくつか用意しておくと効果が高まります。

敏感肌の改善に役立つ生活習慣の見直しについて解説しました。肌にとってマイナスになる生活習慣を改めるために、ぜひ参考にしてください。

 
  敏感肌のためのおすすめ化粧水は?

 

この記事のまとめ

  • 食生活の偏りをなくし、タンパク質とビタミンA・B・C・Eを積極的に摂る
  • 刺激のある化粧品の使用を中止し、自分に合った化粧品を使う
  • 運動習慣を身に付けるために手軽な運動から始めてみよう
  • 入眠後の3時間に良質な睡眠を取ることで、成長ホルモンの分泌が活性化する
  • ストレスをため込まず毎日リセットするために、複数の解消法を持っておこう