ほうれい線を消す3大成分!コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸



女性にとって、実年齢と同じくらいに気になるのが見た目年齢です。実年齢よりも若々しくいたいというのは、全ての女性にとって共通の願いといっても過言ではありません。

そんな見た目年齢を上げる要因のひとつに「ほうれい線」が挙げられます。口元の両わきに表れるこの大きなしわは、見た目年齢をグッと上げてしまう大変厄介な存在でもあります。


この女性の敵とも言えるほうれい線の対策に有効な美容成分には、どういったものがあるのでしょうか?


ほうれい線対策に有効な美容成分とは



ほうれい線ができる大きな原因には、

  • 加齢
  • 肌の乾燥や弾力・ハリの低下
  • 紫外線ダメージ

などが挙げられます。つまり、これらの原因を取り除くことができる成分こそが、ほうれい線に効果的な美容成分だということになります。

ほうれい線を改善するには、肌質を改善してハリや弾力を取り戻し、肌の水分保持能力を高めて乾燥肌を防ぐような美容成分を選べば良い、という訳ですね。


これらの条件を満たす美容成分には

  • 肌の弾力を取り戻してくれるコラーゲンとエラスチン
  • 保湿力が高く、肌の乾燥を改善するヒアルロン酸

などがあります。これら3つの美容成分は「美肌の3大成分」「三大美容成分」とも呼ばれ、スキンケアを語る上で欠かせないものとなっています。それでは、これら三大美容成分とほうれい線改善の関係性についてみていきましょう。

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三大美容成分と肌構造の関係とは

三大美容成分の働きを理解するには、肌の構造を把握することが重要となります。

人間の皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層に大別されますがほうれい線対策で特に重視すべきなのが真皮層です。

真皮は肌表面の表皮の下にあり、皮膚の生まれ変わりや肌の弾力・ハリなどと関係の深い重要な層となっています。この真皮が正常な状態に保たれていれば、ターンオーバーが正しく行われ、ハリのある健康な肌を維持することができます。


この真皮と特に関係が深いのが、三大美容成分である「コラーゲン」と「エラスチン」「ヒアルロン酸」です。真皮は全体的に網の目状の構造となっているのですが、その網の目(ネット)を作り上げているのがコラーゲン繊維(膠原線維)です。

また、コラーゲン線維(膠原線維)で作られたネットは弾力性に優れたエラスチン線維(弾力線維)が支えられ、弾力を保ちながら肌表面にある表皮をしっかりと支えるという構造となっています。


さらに、真皮の重さの約60~80%は水分が占めるとされ、この水分が瑞々しい肌の源となっているのですが、この真皮の水分保持に深く関わっているのがヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸はグリコサミノグリカン(酸性ムコ多糖類)とも呼ばれる基質で、水分を抱え込んでゼリー状にして保持するという性質を持ちます。ヒアルロン酸は、真皮内ではコラーゲンやエラスチンでできたネット構造のすき間にあり、ゼリー状の水分ですき間を満たす役割を担っています。


この様に、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の三大美容成分は、肌の弾力やハリ、潤いを保つのに欠かせない重要成分なのです。

これらの成分が加齢や紫外線、乱れた食生活などの理由から欠乏してしまうと、真皮の網の目状の構造が崩れる、水分保持が上手くいかないなどの悪影響がでてしまい、乾燥肌や肌のたるみなどを引き起こしてしまいます。結果、ほうれい線のような大きなしわがさらに深くなってしまう、というわけです。


三大美容成分の基礎知識



肌の構造と三大美容成分の関係をみたところで、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸について、もう少し詳しい解説をしてみたいと思います。

1.肌の美しさを司るコラーゲン

美肌にはコラーゲンが効く!というフレーズは、今や常識とも言えますよね。テレビや雑誌の広告でもコラーゲンのドリンクやサプリメントは頻繁に登場しますし、コラーゲン豊富な食材やメニューを売りにしたレストランやお店なども人気を集めています。

この女性に嬉しいコラーゲンは、体内で具体的にどういった働きをしているのでしょうか?

コラーゲンの役割

コラーゲンはサプリやドリンクなどで摂取するもの、というイメージがあるかもしれませんが、実は人の身体の中で生成されている成分でもあります。意外に知られていないのですが、コラーゲンは人体を構成するタンパク質の30~40%を占めていて、お肌だけでなく全身維持に欠かせない成分でもあるのです。

美肌という点を重視すると、前述の真皮の約70%はコラーゲンで作られており、真皮内に張り巡らされたコラーゲン繊維は肌に弾力とハリを与えています。


また、真皮層と表皮の間にはそれぞれをつなぎ合わせる基底膜と呼ばれる膜がありますが、ここにもコラーゲンが存在し、真皮から表皮へ栄養素を運ぶ役目も担っています。

このように、人の皮膚にとって欠かせないコラーゲンですが、残念なことに加齢によって生成量が減少することが分かっています。コラーゲンが減少すると、肌に弾力を与えるネット構造が崩れてしまい、ほうれい線をはじめとしたしわやたるみを作り出す原因となってしまいます。

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コラーゲンを効率良く補う方法



年齢を重ねるごとに生成量が落ちるコラーゲンですが、外部から摂り入れることで不足分を補い、美肌を保つことが可能と考えられています。では、効率良く不足しがちなコラーゲンを補う方法をみていきましょう。

1.毎日の食事やサプリメントなどで補う
最近は、コラーゲンを効率良く摂取できるサプリメントやドリンクなどが多数リリースされているので、これらを活用することで不足分を補うことが可能です。

また、インターネット上にも、コラーゲンがたっぷりとれるレシピがたくさん存在しますので、検索をして食生活に摂り入れるのも効果的です。

一昔前までは「コラーゲンは経口摂取しても、体内でアミノ酸に分解されてタンパク質を生成するだけなので意味がない」とも言われていましたが、最近の研究では「プロピン」と呼ばれる成分の働きによって、体内で分解されたコラーゲンもはだに還元されるとされています。


2.注射で注入する
しわやたるみの改善に即効性があるとされるのが、コラーゲン注射です。コラーゲン注射は美容外科などで受けることができ、効果が半年~1年程度持続することから多くの女性に支持される施術の一つとなっています。

また、コラーゲンは体内で生成される成分であることから、アレルギーやショックなどのリスクが低く、気楽に試せるのも人気の理由の一つとなっています。

ほうれい線の改善や予防にも効果があると言われているので、セルフケアであまり効果がみられないといった方は検討してみるのも良いでしょう。


3.コラーゲン配合のスキンケア商品を利用する
最近は、お手頃な価格なのにしっかりコラーゲンが配合されている優良コスメも登場しているので、こういった商品を活用するのも効果的です。

化粧水などについては「角質層は水溶性の物質を通さないので、コラーゲン配合化粧水を使うのは気休めにしかならない」といった意見もありますが、近頃はコラーゲンが表皮の下まで届くよう配慮された機能型コスメも多数開発されているので、そういったものを選べば問題ありません。


また、角質層は確かに水溶性の成分・物質を通しづらい性質を持ちますが、角質を柔らかくするスチームパックやローションパックなどを併用することで、コラーゲンを表皮の下まで届けられることも可能です。

毎日のスキンケアにコラーゲン配合コスメを摂り入れて、是非ほうれい線対策に役立ててみて下さい。


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2.真皮層になくてはならないエラスチン



エラスチンはコラーゲンと同じく、肌を作り上げる重要成分の一つです。エラスチンには伸縮性があり、真皮だけでなく、靱帯や血管など伸び縮みする部位には欠かせない成分となっています。

肌においては、真皮でコラーゲン同士を結びつける働きが注目されます。コラーゲンは網の目状の構造で真皮内に張り巡らされていますが、このネットに弾力や伸縮性を与えているのがエラスチンというわけです。


エラスチンが真皮内に十分な量保たれていれば、肌の弾力やハリは維持されますが、加齢や食生活の乱れなどによって欠乏してしまうと、しわやたるみを引き起こし、ほうれい線のような大きなしわを作り上げてしまいます。

エラスチンもコラーゲンと同様に、年齢を重ねるごとに生成量が減少し、体内で欠乏が起きやすくなります。そのため、日頃からエラスチン配合のコスメなどを活用し、不足分を補うよう心がけることが必要です。

エラスチンが配合された化粧品が肌に良い理由

エラスチンは肌表面に塗ってもなかなか真皮に届かないという性質を持つため、配合された化粧品を使う理由があまりない、という方もいらっしゃいます。

しかし、エラスチンは真皮で重要な役割を担うのと同時に、保湿力がとても高いという特性を持っています。そのため、エラスチンが配合された化粧水などを肌表面に塗布すると、角質層で水分を保持して保湿を行い、肌の乾燥を防ぐという役割を果たしてくれます。


3.水分保持能力が高いヒアルロン酸



ヒアルロン酸は、わずか1gで6000mlもの水分を保持することができ、皮膚を瑞々しく保つ役割を果たしてくれます。

ヒアルロン酸も、コラーゲン・エラスチンと同じように、年齢を重ねるにしたがって生成量が減少する性質があり、体内で生産が追いつかない分は外部から補うことが必要となります。

ヒアルロン酸配合化粧品の効果と特徴

ヒアルロン酸は、近年「保湿力最強の美容成分」と呼ばれ、多くのコスメやスキンケア用品に配合されるようになりました。しかしながら、ヒアルロン酸はそのままでは分子が大きく(高分子)、肌表面に塗布しても真皮まで届きにくい、という性質があります。

但し、エラスチンと同じように、肌表面で水分を抱え込み、角質層・表皮で必要な水分を保持しながら、肌の水分の蒸散を防ぐという役割も果たしてくれるため、保湿ケアにうってつけの美容成分でもあります。


そのため、エラスチンはエイジングケア用のコスメや乾燥肌対策の化粧水などに配合され、肌の乾燥やしわ・たるみを予防・改善する成分として注目されています。

この章のまとめ

  • ほうれい線ができる原因は、加齢や紫外線ダメージ、乾燥肌などによる肌のたるみ、弾力の低下などが考えられる
  • ほうれい線対策には、肌の弾力やハリを取り戻す効果が期待できる、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などが効果的
  • 三大美容成分は、その性質・役割からほうれい線対策に役立つと考えられる

コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸は、肌の弾力やハリを取り戻し、できてしまったほうれい線を改善する効果が期待できます。

以下に、この三大成分がバランス良く配合された人気の化粧水のランキングをご紹介しているので、ほうれい線対策の参考にしてみて下さい。


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