フケが気になる・・・頭皮の乾燥対策

フケが気になる・・・頭皮の乾燥対策



頭から「フケ」がバラバラと落ちてきてしまう人がいます。見た目も不潔ですし、自分としてもいい気持ちにはなりません。ここでは、そんなフケについて解説をしていきます。

なじみ深いものですが、意外と知らないことも多く、目からうろこの対策法を身に着けていただければ、意外と簡単に解決できるものだったります。


フケの症状について

フケとは、漢字では「雲脂」と書きます。なんだか仙人様が天上界から落としてくれるありがたい物みたいですが、実際はただの頭皮から発生するうろこ状の老廃物です。

フケはその性質によって、「乾性フケ」と「脂性フケ」に分けることができます。これは、フケになった時の頭皮の状態から区別されたもので、剥がれ落ちた頭皮ということでは同じものです。両者について少し解説します。

乾燥フケの症状について

頭皮が非常に乾燥することで発生するもので、当然その頭皮の状態に合わせてフケも乾燥しています。パラパラとこぼれ落ちてしまい、粉のようにフケも小さいのが特徴です。

脂取り紙などにつけても反応はせず、頭をかけばかくほど細かいパウダー状のものがいくらでも落ちてきます。頭を洗ったあとは湿っていてあまり落ちてきませんが、髪が渇くと頭皮も乾燥するため、再びフケになって落ちてきます。頭皮の乾燥は保湿性の減少にもつながり、あとで述べる抜け毛の原因にもなります。

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脂性フケの症状について

脂性フケは広義の脂漏性湿疹だといわれています。どちらかというと、皮膚病の1つですね。この脂性フケが発生しているときは、ほかの部分も皮膚病にかかっている可能性があり、まゆ毛やおでこ、頬などからもフケ状のものが落ちてきます。

脂性というだけあって、フケは脂っぽくてテカテカしています。脂取り紙の上に乗せれば、すぐに反応するのでわかります。フケは乾性フケと違い1つ1つのかけらが大きく、湿っています。ぱらぱらと粉のように落ちてこないということです。

両者は一見して明確な違いがあるため容易に判別はつきます。ご自身のフケがどちらなのかまず把握していただいて、その原因と対策を考えます。

乾性フケの原因とは?



端的にいいますと「頭皮の乾燥」です。頭皮に皮脂の分泌が少なくなると、保湿性が失われて乾燥してしまいます。皮脂の減少が水分の減少を招いているとイメージしてください。

それでは、なぜ皮脂が減少してしまうのかということですが、その原因は「皮脂そのものの分泌が減っている」ことと「何らかの原因で皮脂が取り除かれた」こと、両方が考えられます。

内的要因

まず前者、内的な要因です。この場合、ご自身の食生活や生活習慣、あるいは何らかのほかの病気が影響している可能性があります。

1.食生活

食生活では偏食、ビタミン類などが不足していると頭皮が荒れやすくなります。特にビタミンAやビタミンCが不足するとフケができやすいといわれています。

2.不規則な生活習慣やストレス

生活習慣の乱れやストレスも頭皮によい影響は与えません。これは頭皮だけに限った話ではありませんが、ホルモンバランスがおかしくなってしまうと皮脂の分泌にも影響が出ます。

3.血行不良

血行不良も乾性フケの原因になります。血が通わないと、頭皮や髪の毛穴周辺にも栄養素が行きわたらなくなり、当然皮脂も足りなくなります。

4.加齢

そして、加齢です。加齢によって肌の新陳代謝(ターンオーバー)のサイクルが鈍化し、新陳代謝が上手に行われなくなるのですがそれは腕や脚だけでなく、頭皮の細胞の新陳代謝も鈍化させます。結果として新陳代謝を行うための皮脂が減少するためフケが発生します。

5.体質

もともと、アトピー性皮膚炎など肌が弱い人はフケが出やすいのはもちろんです。ほかの皮膚疾患も含めてリスクがあります。また、糖尿病や甲状腺機能低下症といった内科的病気でも肌が乾燥しやすくなるといわれています。もちろん、これらの病気はその治療を優先してください。

外的要因

続いて外的な要因です。

1.気候

まず思い浮かぶのが気候です。日本の秋~冬は非常に乾燥しています。乾燥肌になりますので、頭皮も同じように乾燥してしまい血管が収縮、血行も悪くなり皮脂が少なくなります。これによってフケが発生します。

2.ヘアカラー

また、頭皮を傷つけるようなことよくありません。髪を美容院ではなく自分で染める人もいるかもしれませんが、髪の色が変わるくらいの化学的成分は頭皮によいはずもなく、頭皮を傷つけ、荒れて乾燥肌を引き起こします。

髪の洗いすぎにも注意してください。洗わないのも問題ですが、過剰にシャンプーをつけてゴシゴシ洗うと、皮膚を守るために必要な皮脂まで洗い落としてしまいます。

結果として、皮脂の分泌が間に合わず、乾燥肌となりフケが発生します。すすぎ落しが不十分でも、シャンプーの化学成分によって頭皮の角質にダメージが与えれれ、剥がれてフケになります。

ちなみに、脂性フケの原因は?

脂性フケの原因は簡単で「マラセチア菌」という細菌が、皮脂に繁殖しそれを養分として増え、そこ過程で皮脂を分解するリバーゼという酵素の働きによって、肌が剥がれてフケになります。脂によって繁殖するのですから、フケが脂っぽいのも当然です。

なお、マラセチア菌とはある1種類の特定の細菌の名称ではなく、頭皮に複数存在する菌類の総称です。常在菌なのでまったくなくすことはできず、何らかの原因でそれが増えすぎてしまった時に脂性フケとなって症状に出ます。

乾燥フケ・脂性フケの対策について



それではどうすればフケを予防することができるのでしょうか。上で述べたように乾性フケと脂性フケでは原因が違います。それぞれに必要なことと、共通にやったほうがいいことと分けて説明したいと思います。

乾性フケの対策

何といっても頭皮を乾燥させないことです。シャンプーをしっかりとして、頭皮にうるおいを与えてあげることが何よりも大切ですが、一方で過剰に洗いすぎては皮脂も落としてしまいます。

シャンプーの原料となる界面活性剤は、刺激が強いものだと皮脂も含めて落としてしまいますし、頭皮そのものへの刺激も強くよくなりません。

保湿性のあるもの、あるいは頭皮への刺激の弱い天然由来成分の多いシャンプーや、アミノ酸系界面活性剤を使った弱酸性シャンプーを試してみるのも1つの方法です。


また、試しにシャンプーの頻度を1日に1回から2日に1回などに代えてみると、自分のシャンプーの刺激の強さがわかるかもしれません。もちろん暑い夏は毎日シャンプーをするほうがいいですから乾燥した冬の日に試しにやってみるのも・・・といいう程度の提案です。

頭皮の血行をよくする取り組みも必要です。ヘッドマッサージなどで血行をよくして、頭皮の新陳代謝を促してあげましょう。

脂性フケの対策

脂性フケはマラセチア菌が原因なのですから、これを適量数まで減らしてあげないといけません。一番効果的なのは皮膚科の医師の診察を受けて、マラセチア菌の繁殖を抑える薬ももらうことです。

塗り薬、飲み薬どちらの処方もあります。また、本当にフケなのか、それとも別の皮膚病なのかも合わせて診察してもらうといいでしょう。


皮膚科に行かなくても専門のシャンプーがあります。シャンプーの役割は菌の繁殖を抑えることと、毛穴をきれいにして過剰な皮脂を落とすこと、双方があり、対応しているシャンプーは実は違います。両者を並行して使っていくことになりますが、特に前者は脂性フケにしか効果がないものですので注意してください。

前提として、乾性フケと同様に洗いすぎはいけません。マラセチア菌であっても一定量は皮膚にとって必要なものです。それも落としてしまうと、肌の機能を弱めてしまいます。

共通の対策

乾性フケ、脂性フケいずれの場合も、共通する対策法もあります。例えば、頭皮を傷つけないことは大前提です。血行をよくすることと頭を過剰に刺激することは違います。頭皮が傷つけばどちらのフケでも悪化してしまいます。

また、髪を洗ったときは、しっかりとドライヤーなどで髪を乾かしてください。衛生状態をきれいに維持するということです。火傷をするような当て方はもちろんダメですが、そのまま自然乾燥させると案外、雑菌や衛生状態が悪くなるものです。


最後、これは日常生活上の注意です。バランスのよい食生活と規則正しい生活は・・・、とはどこの対策法でもいわれますので、ポイントを絞って。乾性フケの場合は、ビタミン類を多く摂取してください。

また、脂性フケでは、皮脂の分泌が過剰にならないように、カフェイン、アルコール、チョコなど脂の多いお菓子は控えてください。

また、肌を強くする意味でも美容成分であるコラーゲンの多い食生活は有効です。美容ドリンクやサプリでも補給することができます。

乾性フケ、脂性フケを防ぐシャンプーの選び方



同じシャンプーをするといっても、頭皮周辺をきれいにすることは共通ですが、フケが乾性なのか脂性なのかでその選び方は全く変わってきます。

通販サイトやドラッグストアなどで、自分がどちらのフケなのかを理解したうえでそれに対応したシャンプーを選びましょう。

乾燥フケを予防する洗い方のポイント

乾性フケの場合は、何よりも乾燥を防ぐことが大事です。皮脂を取りすぎず、自然のままに保ちながら、頭皮にうるおいを与えるものでなければなりません。イメージとしては頭皮を守る感じです。

弱酸性などの強くないシャンプーを使って、顔を洗う時のような感じです。爪を立てず、やさしくゆっくりと、指の腹を使ってシャンプーの泡を毛穴になじませるような感じです。

すすぎもしっかりと、お湯はぬるめで、とにかくやさしく自分の頭皮をいたわってあげるようにできるシャンプーが求められます。天然成分由来のものは頭皮にやさしく、うるおいを与えてくれますので、そのようなシャンプーを選ぶといいでしょう。

脂性フケを予防する洗い方のポイント

脂性フケの場合は、原因となっているマラセチア菌とその養分である皮脂を抑えてあげるものでなければなりません。専門の化学成分が配合されたものを使って、落としてあげます。

もちろん、爪を立ててゴシゴシ洗うことはいけませんが、どうしても頭皮にとってはやさしいシャンプーばかりではありません。ただし、原因を除去するためには仕方がないと割り切ってください。

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以上、フケの対策について述べさせていただきました。同じフケでも2種類あり、ご自分がどちらかによって対応も変わってきます。この記事を参考にしていただくとともに、よくわからない場合は皮膚科の医師に相談していただくのも1つの方法です。

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