乾燥肌対策は敏感肌の予防に繋がります!

乾燥性敏感肌を招く習慣やスキンケアは?



乾燥性敏感肌という肌状態をご存知でしょうか。
肌の乾燥が原因で、肌が赤みを帯びたり、痒みを感じたり、吹き出物ができたり、トラブルを抱えてしまう肌を乾燥性敏感肌といいます。

乾燥肌と敏感肌、両方の症状が肌に現れてしまう肌タイプです。普段は肌トラブルがない人でも、冬場や春先の極端な肌の乾燥から、乾燥性敏感肌の症状を発症することがあります。

ここでは、乾燥性敏感肌を招く習慣やスキンケアについてご紹介していきます。


乾燥性敏感肌の原因

乾燥性敏感肌は名前の通り、肌の乾燥が進むことにより肌が敏感になる肌状態です。乾燥性敏感肌になると普段の何気ない刺激に対し神経が過敏に反応してしまいます。いつも使っているスキンケアが合わなくなったり、痒みがでたり、湿疹がでたり、様々な症状を引き起こします。

健康な人の肌の表面は皮脂と汗が混ざって出来る皮脂膜という、天然のバリア膜に覆われています。しかし、乾燥する季節は皮脂や汗が出にくくなるのでこのバリア膜を十分に形成することができません

バリア膜が肌表面に形成されていないことで、さまざまな刺激に肌が無防備になってしまい、敏感肌を引き起こすわけです。つまり、乾燥性敏感肌とは、乾燥が原因となる敏感肌だと言えます。

そのため、乾燥性敏感肌を予防・改善するには、まずは乾燥肌を解消することが重要になってきます。

乾燥肌を引き起こす要因



乾燥肌を引き起こす要因は、主に以下の3つあると考えられています。この3つの要因を把握し、日頃行っているスキンケアや習慣が間違っていないか一度見直してみましょう。


1.皮脂量の低下

皮脂というと、美肌作りの大敵というイメージがあるのではないでしょうか?確かに、過剰に分泌される皮脂は、吹き出物やニキビ、毛穴のつまりやいちご肌などの原因となります。

しかし、皮脂は肌のバリアとなる皮脂膜を作る大切な成分であることも忘れてはいけません。肌表面の皮脂を取り過ぎ・落としすぎてしまうと、肌のバリア機能が低下し、外界からの刺激や紫外線の影響がダイレクトに角質層に届きやすくなってしまいます。

皮脂の分泌量は女性の場合20代でピークを迎え、その後徐々に減少していきます。また、血行不良や新陳代謝の低下などが見られる場合も、皮脂の分泌量は大きく減少し、肌のバリア機能が衰えて乾燥肌に繋がりやすくなってしまいます。

乾燥肌の場合、十分な皮脂量が確保できていない可能性があることを覚えておきましょう。


2.角質細胞間脂質の減少

よく乾燥肌は肌表面の角質にすき間や亀裂が生じ、肌の水分が蒸発することで起きると表現されます。

この「角質のすきま」ができる原因の一つに、角質細胞間脂質の減少が挙げられます。角質を作る角質細胞をレンガに見立てると、角質細胞間脂質はレンガとレンガの間を埋めるセメントや漆喰の役割を果たします。

レンガの壁を想像していただければ分かる通り、セメントや漆喰の量が十分でないとレンガの間にすき間が生じてしまい、壁は水漏れしやすくなってしまいます。これを肌に当てはめると、乾燥肌が起こる仕組みがイメージしやすいのではないでしょうか?

また、角質細胞間脂質の主成分はセラミドとなっており、それ自体高い保湿機能を備えています。そのため、角質細胞間脂質が不足すると肌自体の保湿機能も大きく低下し、乾燥肌が起きやすくなってしまいます。


3.天然保湿因子(NMF)量の低下

天然保湿因子(NMF)は、その名の通り水分を抱え込んで肌を保湿する機能を備えています。天然保湿因子は角質細胞内に存在し、アミノ酸類やクエン酸塩、尿素、乳酸などで構成されています。

このNMFの働きによって、角質細胞内の水分量は適切に保たれているのですが、加齢やストレス、生活習慣の乱れなどによってNMFの量は大きく低下してしまいます。その結果、角質細胞内の水分量が崩れ、乾燥肌が起きやすい肌状態になると考えられています。


いかがですか?毎日のスキンケアやメイクで皮脂を取り過ぎたり、角質細胞間脂質やNMFの減少を招く生活習慣を続けたりはしていませんか?一度、自分の行動や習慣を見直してみましょう。


乾燥性敏感肌を悪化させるスキンケアとは?



乾燥肌の改善を目指す場合、洗顔や保湿といったスキンケアはとても重要になります。しかし、スキンケアを頑張り過ぎるあまり、かえって状態を悪化させているケースも多々見られます。

次に、乾燥肌を悪化させる過剰なスキンケアの例をまとめてみましたので、毎日の肌のお手入れを見直してみて下さい。

1日2回以上、洗顔料を使用した洗顔をしている

洗顔は美肌作りの基本中の基本です。乾燥肌対策でも洗顔はとても重要な要素であることには違いありません。しかし、洗顔のやり過ぎは乾燥肌を招く大きな要因となることもまた事実です。

前項で、乾燥肌の要因の一つとして皮脂量の低下があることをご紹介しましたが、1日に何度も洗顔料を使用して洗顔を続けていると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。そうなると、肌のバリア機能が低下してしまい、乾燥肌がいっそう進んでしまう危険性があります。


また、洗顔料を使って洗顔をした後の肌は、角質や皮脂が取り除かれ無防備な状態となっています。この状態の肌は水分が蒸発しやすく、早急に適切なケアを行わないとすぐに乾燥してしまいます。

ただでさえ乾燥肌なのに、さらなる肌の乾燥を招く洗顔を頻繁に行っていると考えると、頻繁な洗顔がいかに危険なものであるかお分かりいただけると思います。


洗顔は美肌作りの基本となるものではありますが、洗顔料を使う洗顔は1日1回程度に留めるのが良いでしょう。肌が乾燥している場合は、ぬるま湯で洗顔するだけでも十分です。

夜のスキンケアの前に洗顔料を使って洗顔を行い、その翌朝はぬるま湯での洗顔にとどめるなど気を配ることをおすすめします。

2.保湿クリームや美容液をつけすぎている

健康な肌を維持するためには、保湿が大変重要になります。肌に潤いを与えるために化粧水などで肌に水分を補給し、クリームや美容液で水分の蒸発を防ぐという保湿ケアは、美肌作り重要なファクターです。

しかし、この保湿ケアの際に保湿クリームや美容液をつけすぎると、かえって肌を乾燥させるリスクを上げてしまう危険性があります。


保湿ケアで使用する美容液やクリームには、肌を保湿する成分だけでなく油分も多く含まれている場合が少なくありません。つまり、しっかり保湿したいからとクリームや美容液を多く肌に塗布してしまうと、肌に必要以上の油分も与えてしまうというわけです。

乾燥肌の改善に必要なのは水分補給であって、過剰な油分の補給はかえって逆効果です。油分を肌に塗っても乾燥肌は改善するどころか、皮脂の過剰分泌を招き、乾燥肌を悪化させてしまう可能性すらあります。

保湿の際は美容液やクリームのパッケージや説明書に記載されている分量を守り、適切な量を肌に使用するよう心がけましょう。また、乾燥肌対策に効果的なセラミドやエラスチンなどが適切に配合された保湿ケア化粧品を選択することも大切です。

3.マッサージのやり過ぎ



乾燥肌対策として、血行や新陳代謝の向上を狙ったマッサージを続けているという方も多いと思います。しかし、このマッサージも頻度ややり方によっては、肌への負担が増して乾燥肌を悪化させる要因となる危険性があります。

やりがちなのが、肌にクリームや美容液を塗っているからと安心し、マッサージに肌を強くこすってしまうという行為です。

力を入れすぎたマッサージは、摩擦によって肌表面の角質を痛めるだけでなく、肌の土台となる弾力繊維であるコラーゲンやエラスチンを破壊する危険性があるので要注意です。

マッサージを行う際は、指の腹を使って肌をいたわりながらゆっくりと進めていきましょう。また、長時間のマッサージは負担が大きいので、一回あたり数分程度にとどめることも大切です。

4.長時間の保湿パック

乾燥肌対策として、シートやコットンなどを使った保湿パックを実践している方も多いのではないでしょうか?

確かに保湿パックは手軽に集中保湿ができる優秀なスキンケアケア方法です。しかし、長期間つけっぱなしにしたり、パックをしたまま寝てしまうのは絶対にNGです。保湿パックで使用するシートやマスクは、まだ濡れている段階で外すのが正解です。

「シートが濡れている=成分が肌に吸収されきっていない」と考える方もいらっしゃるかと思いますが、シートが乾くほど肌にのせて続けてしまうと、かえって肌の水分がシートに取られてしまう危険性があります。


保湿パックを行う際は、パッケージなどに記載されている使用時間を守り、正しく使うことが大切です。

良かれと思って行っているスキンケアが、乾燥肌を引き起こす要因である「皮脂の取りすぎ、角質細胞間脂質・NMFの減少」に繋がっているケースは意外に多いものです。日々のスキンケアを見直し、過剰なケア、間違ったケアはすぐに改善するよう心がけてみて下さい。


乾燥性敏感肌を悪化させる習慣とは?



「スキンケアの見直しを行ったけれど、やっぱり乾燥肌が改善しない……」そんな悩みを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時に確認したいのが、乾燥肌を悪化させる習慣を続けていないかということです。毎日何気なく続けている習慣が、乾燥肌に繋がっているというケースは少なくありません。

次に乾燥肌を悪化させる習慣をまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。

加湿器を身近に置いている

乾燥肌対策として、身近に加湿器を置いている方も多いかと思います、しかし、加湿器が乾燥肌を悪化させているケースもあることを覚えておきましょう。

加湿器から出る蒸気は、あくまで部屋の湿度を上げることを目的としているもので、肌を保湿し潤わせる効果はありません。


保湿は「水分を補給する→水分の蒸発を防ぐ」の2ステップが必要です。蒸気を出すだけの加湿器の機能を考えれば、乾燥肌の改善に直接関係しないことはお分かりいただけるのではないでしょうか?

さらに、加湿器からでる蒸気は清潔なものとは言い切れないため、肌に直接当てることで肌トラブルを起こすリスクもあります。加湿器を使う際は、蒸気が肌に触れない距離で使用することを徹底しましょう。

お茶やコーヒーをたくさん飲む

乾燥肌対策として水分をたくさん摂っているという方も多いかと思います。水分を十分摂り、身体の内側から乾燥を防ぐことは美容と健康の基本です。しかし、水分補給の意味でお茶やコーヒーをたくさん飲むと、かえって逆効果となるケースも少なくありません。

コーヒーやお茶も水分に違いないのですが、カフェインによる利尿効果も高いため、体内の水分を排出する機会が増すことを忘れてはいけません。体内に水分を取り込むことを目的とするのであれば、コーヒーやお茶ではなく白湯やミネラルウォーターを飲むことをおすすめします。

ゆっくりと時間をかけて入浴している

保湿のためと考えて長湯を続けているという女性は少なくありませんが、これもNGです。

確かに入浴は血行や新陳代謝を促進させるため、美肌作りに効果的です。しかし、長時間湯船に浸かったままだと、肌の潤い成分が流れ出してしまい、かえって肌の乾燥が進んでしまう危険性があります。加えて、熱いお湯に浸かるのもNGです。


入浴の際は、37~38度くらいのお湯に10~20分程度浸かる程度にとどめ、肌の乾燥を最小限に抑えるよう気をつけましょう。また、入浴後の肌は乾燥しやすい状態となっていますので、速やかに保湿を行うことも大切です。

入浴後にボディローションを塗るという方は多いと思いますが、一歩進めて、セラミドやエラスチンが配合された保湿クリームなどで全身を保湿することに目を向けてみるのもおすすめです。

乾燥性敏感肌を招く習慣やスキンケアは?のまとめ

  • 乾燥性敏感肌は皮脂量の不足や角質細胞間脂質・NMFの減少によって起こる
  • スキンケアのやり過ぎが乾燥肌を引き起こす原因となるケースが多い
  • 何気ない習慣が乾燥肌を引き起こす要因である場合がある
  • 効果的なケアのために、保湿成分が配合された化粧水やクリームを選ぶことも大切

 敏感肌のためのおすすめ化粧水は?



敏感肌に効く化粧品、人気ランキング

アヤナス(ディセンシア)
アヤナス
通常のセラミドの4倍もの浸透力を誇る「セラミドナノスフィア」を配合。保湿力と保水力が高まり、しっとりと潤い溢れるお肌を実現します。低刺激なのでバリア機能が低下した敏感なお肌にも安心して使用できます。


メディプラスゲル
メディプラスゲル
これ一つで4ステップのケアができちゃうオールインワンゲルです。3種の高濃度セラミドが潤いと肌のバリア機能を高めてくれます。その他、プラセンタやヒアルロン酸などお肌に必要な栄養がギュッと詰まった1本です。


アスタリフト
アスタリフト
富士フィルム独自のナノ技術により誕生した「高密度Wヒト型ナノセラミド」を配合しています。肌への吸収・浸透力の高さは折り紙付き。他にはないプルプルなテクスチャーにも注目です。