脂肪たるみはどうやって解消するの?

脂肪が原因のたるみについて



顔のたるみの原因というと、真っ先に思い浮かぶのが加齢による皮膚のたるみですよね。皮膚の真皮にあるコラーゲンやエラスチンが減少することで、肌の内部が縮んでしまい、皮膚が余ってしまう……。そんなイメージが真っ先に浮かぶという女性は多いと思います。

しかし、実際にはお肌のたるみの原因は他にも存在します。今回は、意外に知られていない「脂肪によるたるみ」についてご紹介していきたいと思います。


脂肪たるみって何?原因は?

加齢による顔のたるみの原因として有名なのは「皮膚のたるみ」ですが、他にも「筋肉のたるみ」「脂肪たるみ」といったものがあります。それぞれの特徴を簡単にご説明すると、次の通りとなります。

1.皮膚のたるみ



肌の内側には、皮膚の土台ともいうべき真皮層がありますが、この真皮を構成しているのが有名なコラーゲン線維(膠原線維)とエラスチン線維(弾力線維)です。コラーゲンは真皮層では網の目状のネット構造を作り、そのネットの継ぎ目を、伸縮性と弾力性に富んだエラスチンが絡まる形でサポートしています。

このコラーゲンとエラスチンが組み合わさったネット構造が、お肌の弾力性と柔軟性を作り上げているのですが、加齢によってコラーゲンやエラスチンの生成量が減少してしまうと、このネット構造が脆くなり真皮が緩んでしまいます。

結果、肌の内側がハリや弾力を失って縮んでしまい、皮膚がたるんでしまうことになります。

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2.筋肉のたるみ

筋肉も真皮と同様に、加齢によって衰えていく存在です。ただし、筋肉は歳を重ねても適切なトレーニングを行うことで、筋肉量をキープしたり増やしたりすることが可能です。

そのため、筋肉の衰えが原因で生じるたるみについては、筋肉を再生・増量させる効果のある食べ物を意識して食べたり、顔のエクササイズを継続することで、ある程度、予防・改善ができるとされています。

3.脂肪のたるみ



脂肪のたるみは「脂肪線維のたるみ」と「脂肪のネットのたるみ」の2つに大別されます。ほうれい線やマリオネットラインのような口元に生じる深いしわの原因は、主にこの2つの脂肪たるみによるものとされています。

脂肪線維のたるみと脂肪ネットのたるみの特徴は、以下のようなものとなっています。

・脂肪線維のたるみ
脂肪線維のたるみは、脂肪層と皮膚・骨とをつなぐ繊維組織が伸びることで引き起こされます。

ご存じの通り、皮膚の内側にある脂肪は、脂肪を支えるネットによってしっかりと包まれ、繊維組織によって皮膚や骨に繋がれ固定されています。脂肪線維のたるみは、脂肪を包むネットには異常がないものの、脂肪の重さに耐えきれなくなった脂肪線維が伸びてしまったがために起こるものです。

・脂肪のネットのたるみ
脂肪のネットのたるみは、脂肪線維のたるみとは逆に、脂肪を包んで支えるネット自体が脂肪の重さのために伸びてしまうことで起こります。この脂肪を包むネットは、元々弾力性や伸縮性に優れているのですが、加齢によって劣化し、古い輪ゴムのように伸びてしまいます。

劣化した輪ゴムのように弾力や伸縮性を失ってしまったネットは、当然脂肪を十分に支えることができなくなってしまうため、脂肪が重力に逆らえなくなり、顔に大きなしわやたるみを作ってしまいます。

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このように一言で肌のたるみといっても、その原因は様々です。そのため、顔のたるみや、たるみによって起こる大きなしわを解消するためには「なにがたるみの原因であるか」を突き止め、その原因に適した方法でケアや治療をすることが大切になります。

このページでは、脂肪たるみに効く治療方法やエクササイズについてご紹介していきましょう。


脂肪たるみに効く美容治療



脂肪たるみの治療法には、次のようなものがあります。

1.リードファインリフト、スプリングスレッドリフト

脂肪の線維のたるみには、肌の内部に特殊な糸を挿入して引き上げる、リードファインリフトや、スプリングスレッドリフトといった治療法が適しています。

これらの施術は、伸縮性のある特殊な糸によってたるみを強力に引き上げられるだけでなく、糸が真皮にある線維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を促進させる効果も期待できます。また、この治療は皮膚を切らずに行うことができるため、傷跡の心配もいりません。

2.サーマクール、マエストラRF、スプリングスレッドリフト

脂肪のネットのたるみには、高周波の熱エネルギーによる創傷治癒効果を活用するサーマクールやマエストラRFが適しています。

特に、脂肪層までしっかりと到着する高周波を使用するサーマクールは、一度に広い範囲に働きかけ、コラーゲンの生成を一気に促進させることも可能なため、広い範囲に起こったたるみ治療に適しています。また、前述のスプリングスレッドリフトも効果的です。

3.脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、読んで字のごとく、薬剤の注入によってたるみの原因となっている脂肪を分解する治療方法です。この治療方法の特徴は、たるみを改善したい部分にピンポイントで注入できる点にあります。

また、注入する薬剤によっては、痛みが少なくダウンタイムが少ないといったメリットが得られます。

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脂肪たるみに効く簡単エクササイズ



脂肪たるみを改善するエクササイズは、なんといっても表情筋エクササイズです。表情筋を鍛えることができれば、新陳代謝が高まって脂肪の燃焼率も良くなりますし、筋肉量がアップするため、基礎代謝も向上します。

脂肪がつきにくく燃えやすくなれば、脂肪たるみを根本的に改善できる可能性もありますね。


では、簡単にできる表情筋トレーニングをご紹介しましょう。手軽に行えるエクササイズですので、毎日の習慣にしやすく、継続して行えるものだと思います。気軽な気持ちで取り組み、脂肪たるみの予防と改善に役立ててみて下さい。

■脂肪たるみに効くエクササイズ

1.口を閉じて口角を上げて笑顔をつくる
2.笑顔を作ったまま右の口角を引き上げ、同時に右目をウインクして5秒間キープ
3.5秒たったらゆっくりと元に戻す
4.左側も右側と同じように、口角の引き上げとウインク、5秒キープを行う
5.オーと声を出しながら、口をアルファベットの「オー(O)」の形にして縦方向に皮膚と筋肉を伸ばしていく
6.続いて、頬の筋肉を持ち上げるよう意識しながら、アーと声を出しながら口を大きく開ける
7.口元の皮膚と筋肉の伸びを意識しながら、「オー」「アー」を数度繰り返す

簡単なエクササイズですが、毎日続けることで頬や口元の表情筋が鍛えられるだけでなく、余分な脂肪の燃焼も期待できます。1セット3~4分でできますので、毎日気軽に行えると思います。ぜひ試してみて下さいね。

脂肪が原因のたるみについてのまとめ

  • 加齢によるたるみには「皮膚のたるみ」「筋肉のたるみ」「脂肪たるみ」の3つがある
  • 脂肪たるみは「脂肪線維のたるみ」「脂肪ネットのたるみ」の2つに大別できる
  • 脂肪たるみに効果的な美容治療は、糸によるフェイスリフト治療、高周波治療、脂肪溶解注射などがある
  • 脂肪たるみのセルフケアには、表情筋エクササイズが適している

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