乾燥肌が悪化する、間違ったスキンケア



乾燥肌になってしまう原因はいろいろあるのですが、自分で乾燥肌の原因を作ってしまっている人も珍しくありません。毎日間違ったスキンケアを続けている場合、それが原因で肌の状態が悪くなってしまうこともあるので注意しましょう。

ここでは、乾燥肌が悪化してしまう間違ったスキンケアについてお話し致します。


乾燥肌のメカニズム



まず、乾燥肌の原因について簡単におさらいしておきましょう。

本来、肌には乾燥から身を守るためのバリア機能が備わっています。乾燥肌というのは、そのバリア機能が破壊されることで、肌内部の水分が蒸発するために引き起こされるものです。


つまり、乾燥肌の予防や改善のためには、ただ水分を与えれば良いという訳ではなく、同時にバリア機能を高めるケアが必要になってくるのです。

私たちが普段何気なく行っているスキンケアの中には、バリア機能を低下させる要因がたくさん隠されていますので、乾燥肌でお悩みの方はもちろんですが、そうでない人も注意しなくてはなりませんよ。


乾燥肌を招く間違ったスキンケア

(1)クレンジングに時間をかける



今日はがっつりメイクしちゃったから入念に落とさないと~、なんてクレンジングに時間をかけている方も多いと思います。

確かに、お肌のためには毛穴の中までしっかり汚れを落とす必要がありますが、時間のかけすぎはかえって逆効果です。特にオイルはお肌に必要な皮脂まで落とし去ってしまいますので、2~3分以上のクレンジングは絶対にNGですよ。


乾燥肌はクレンジング選びが重要になってきます。オイルは安価で落ちも良いのでついつい選びがちですが、乾燥肌の方におすすめなのが脱脂力の弱いクリームタイプです。

クレンジングを変えて乾燥が落ち着いた、との声もあるくらい、クレンジング剤はお肌にとってとても重要になりますので、少し高くても良いものを使いたいところです。落ちにくいアイメイクのみ、オイルを使用するなど部位によってタイプを分けても良いですね。

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(2)洗顔に時間をかける

しっかり泡だてて洗顔するのはスキンケア基本ですよね。しかし、いくらモコモコに泡立てたって、それで何分も顔を洗い続けてはなりませんよ。

汚れを落としたいために念入りにクルクルと洗うのは間違いではありませんが、泡は徐々にへたってきて肌に摩擦などの負担がかかりますし、洗浄力が強いのであれば、クレンジング同様に皮脂まで洗い落してしまいます。


すでにクレンジングで汚れをオフしているのであれば、洗顔は泡の弾力を確かめるような感じで軽くプッシュするように洗います。Tゾーンや顎などの皮脂が多い部分から洗い始め、乾燥しがちな目元や口元は泡を乗せるだけの状態にとどめるのがポイントです。

全体に行き渡ったらすぐさま洗い流しましょう。その際、お湯の温度は人肌くらいかそれよりちょっと高めの38度に抑えるのがベストです。

(3)部屋に戻ってからスキンケア



お部屋でスキンケアを行っている方も多いと思いますが、洗顔後の肌は水分が蒸発しやすい状態にあります。おまけに、肌の温度が下がってしまうと化粧水の浸透も悪くなってしまいますので、すぐに化粧水や乳液で潤いを閉じ込めてあげることが大切です。

洗面所に化粧水や乳液を置き、洗顔後は速攻でスキンケアするのが望ましいです。あるモデルさんは、お風呂から部屋までの移動中にフェイスパックを使用すると言っていました。部屋についたら通常のスキンケアに入るんだとか。

フェイスパックといったらスペシャルケアをイメージしますが、今は安いパックも売っていますので、部屋でゆっくりスキンケアしたいという方はこうした贅沢使いもありかもしれませんね。

(4)お風呂でクレンジング・洗顔

お風呂でクレンジングや洗顔するのは決して悪いことではありません。お風呂で温まることで毛穴も開いて汚れが落ちやすくなりますし、髪を洗ってから洗顔できますしね。

ただ、問題なのはシャワーやお湯の温度です。夏場はともかく冬場は40度以上と高めに設定している方も多いと思います。熱いお湯は、肌内部に存在する成分「セラミド」の働きを弱めてしまいます。

セラミドは保湿機能があり、バリア機能を高めるためにも重要な成分です。熱いお湯に浸かったり、シャワーを使用すると、乾燥はもちろん敏感肌をも招いてしまいますので注意しましょう。

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(5)長時間つけるフェイスパック



今では保湿や美白など様々な美肌効果が期待できるフェイスパックが売られていますよね。美容成分がひたひたに染みたフェイスパックは、つければつけるほどお肌が喜びそうな気がしてしまいますが、使い方に記載されている時間以上つけるのはNGです。

フェイスパックは空気に触れた瞬間から少しずつ乾燥していきます。10~15分であれば問題ありませんが、それ以上放置してしまうとパックはどんどん乾燥し始め、パックの性質状、今度は肌の水分を吸収しようとするの要注意です。


また、血行が良くなる入浴中にパックした方が浸透力が高まりそうですが、発汗している状態は逆効果となります。フェイスパックを効果的に使用するには、入浴後のお肌がベストです。

化粧水などで肌を整えてから、パックをつけましょう。その上から、ラップなどで覆ってあげるとパックの乾燥を防ぐために効果的です。※窒息しないよう口元は穴をあけてくださいね。

(6)高級化粧水でケアする

化粧水の値段もピンからキリまでありますよね。値段が高ければ高いほど効果も良くなりそうですが、そのぶん使うのがもったいない・・・なんてチョビチョビとケチって使ってしまいませんか。

いくら良質な成分が配合されていても、それでは全然お肌は潤いません。ちゃんと保湿成分が入った化粧水であれば、安いものでもバシャバシャと使えるものがマストです。


また、高級化粧品には馴染みのない成分が加えられていたりします。人によってはそれが特効成分になるかもしれませんが、中には全く合わずに肌荒れを起こす人もいます。なので、高級だから良いという訳ではないことを理解しておきましょう。

「どんな化粧品が良いのかわからない…」とお困りの方は、敏感肌にも使える低刺激な化粧品から試してみてはいかがでしょうか。保湿成分がたっぷり入ったものはほうれい線のケアにも効果的です。

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いかがでしたでしょうか。

間違ったスキンケアについてご紹介してきましたが、良かれと思って行っていたケアが実は間違いだった~なんて驚かれている方もいるかと思います。

乾燥肌でお悩みの方も、今はそうでないけど乾燥肌予備軍の方も、心当たりがある方は今日からスキンケアを見直してみてくださいね。


乾燥肌のための正しいスキンケア化粧品の選び方



洗顔後はすぐに化粧水をつけたほうがいいと先ほど言いましたが、乾燥肌の人は化粧水選びにも悩んでしまうかもしれません。乾燥肌の人は、潤い成分であるセラミドが配合されているものを選ぶのがおすすめです。

セラミドは年齢を重ねるにつれて減少していく成分ですので、不足する分は化粧水などで補給してあげなくてはなりません。

他にも、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどが配合されているものは肌の保水・保湿に効果があるので、成分を確認したうえで化粧水を選びましょう。


乾燥肌が酷くなってくると添加物を多く含んだ化粧水を使った際に肌にとって大きな刺激になってしまうこともあるので、注意が必要です。

化粧水を塗った後は乳液やクリームを塗れば、化粧水の成分を肌の中に閉じ込めることができるので、化粧水しか使っていないという人も乳液やクリームといった保湿成分を取り入れてみてはどうでしょうか。

この章のまとめ

  • クレンジングや洗顔による皮脂の落としすぎはNG!
  • 洗顔後はすぐに化粧水で潤いをチャージ!
  • 乾燥肌にはセラミドが入った化粧水がおすすめ
  • リーズナブルな価格で贅沢に使える化粧水を選びましょう

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