ほうれい線ができる原因とは?



ほうれい線は年を取った証拠のように思う人も多いですが、実は最近は若い人のほうれい線も増えています。鏡に映った自分を見て、頬にしわができてしまい、これが自分が老けてしまっているなぁと感じてしまうものですが、その原因や対策がわかれば個人でも対応ができます。

ここでは、これらほうれい線はなぜできるのか?について解説していきます。


マイナス10歳にも見える?ほうれい線の正体

そもそも「ほうれい線」とは何なのでしょうか。

ほうれい線とは、小鼻下から口もとにかけてできるシワで、正体は頬の「たるみ」です。くっきりと刻まれた2本のシワによって老けた印象を与えます。


加齢や紫外線などの外気の環境の悪化によって、肌の弾力やハリがなくなります。真皮層という皮膚の下にある層がゆるくなってしまうのです。

また、外が乾燥していることによってほうれい線が目立ちやすい乾燥肌になってしまいます。なるべく乾燥を防ぐことは、ほうれい線を目立たせない(できないというわけではない)ことに必要なことです。


ここでは、ほうれい線の原因について、それぞれなぜできるのか要因ごとに解説していきます。


ほうれい線の原因【1】皮膚のたるみ



頬を支える筋肉や口元の筋肉が硬くなったりすると、頬が下がったままになってしまいたるみが発生します(持ち上げて維持することができなくなるのです)。これが、ほうれい線を生みます。

なぜ筋肉が固くなってしまうのか?この原因は3つあります。

1.肌弾力を作っているコラーゲン・エラスチンの減少

なぜ筋肉がそうなってしまうのかといいますと、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を維持している繊維が弱くなったり変質してしまうことで、頬を支える「ネット」がなくなり垂れ下がってしまうことが1つ。

2.使わなくなった表情筋

そして、表情が乏しいライフスタイルを送っているとそれもまた筋肉を使わないので、筋肉が固定化され硬くなります。形状記憶合金をイメージしていただくとわかりやすいのですが、同じ状態のままいると、それ以上動かしづらくなるのです。これが2つ目。

3.皮下脂肪の増加や蓄積

最後は、皮下脂肪の増加や蓄積です。脂肪は増えればそれだけ重くなるのですから、耐えられなくなってたるみが生じます。太っている人は要注意。

また、急なダイエットによって痩せても、膨らんだ風船から急に空気を抜いた状態のようにしぼんでしまい、たるみやほうれい線が残ってしまいます。ダイエットは計画的に無理なく行うことが大切です。


ほうれい線の原因【2】ライフスタイル



上記のような頬の筋肉が硬くなり、たるみが生じてしまうのには、「そうなりやすい」生活スタイルというものがあります。

仕事などで難しい面もありますが、ほうれい線ができやすい生活習慣を見直し、筋肉を解きほぐしてあげることが大切です。

1.仕事中の姿勢

パソコンやスマホを多用する人は要注意。仕事柄パソコンを使わなければいけない人も多いでしょうし、スマホもどうしても使ってしまいます。そのことで、筋肉に影響が出てしまい頬のたるみ、ほうれい線へつながります。

まず、パソコンの前で前かがみの姿勢を続けていると、猫背の格好になるため「僧帽筋」といういわゆる肩こりでこる場所の筋肉が硬くなります。


肩は頬じゃないじゃないかといえますが、実は僧帽筋によって顔(頬を含む)の筋肉と皮膚が引き上げられているため、その支え(僧帽筋)が硬くなると、衰えてしまうため、引き上げている力がなくなり、反動でたるみが生じてしまうのです。

同じような猫背の姿勢を改善するためには、一定時間パソコンをやったら伸びをするなどして、心身をリラックスさせて僧帽筋を解放してあげる必要があります。


また、姿勢だけではなくパソコンやスマホの画面からの光刺激も問題です。光によって目が疲れると、目の周囲の筋肉が硬くなり緊張やコリが起きます。動かせないということですので、筋肉が固まってしまいほうれい線へとつながります。

やはり、一定時間使ったら外を見るなどして目を休ませてあげることが大切です。

2.睡眠中の姿勢

睡眠の姿勢も影響します。睡眠中の寝跡がシーツや枕に残ったままの人は、顔の筋肉が睡眠中も固定化され、ほぐされていないので、休まっていないことになります。頭や体の疲れは取れていても、顔の筋肉が休まっていないとほうれい線ができやすくなります。

具体的には横向き、あるいはうつ伏せで寝るのがよくないといわれています。このように寝ることで顔に重力や力がかかりゆがんでしまいます。

そのためにほうれい線ができてしまうのです。眠っていると何時間もそのままの姿勢なので顔への圧力が固定されていまいよくなりません。


ほうれい線を生まないためには仰向けに寝ることが大切です。それでも寝返りなどで向きが変わってしまうかもしれませんが、心がけることで少しでも睡眠中にほうれい線ができる可能性を減らします。

とはいえ、仰向けでなかなか寝付けないなどということもありますので、まずはじっくりと睡眠がとれる姿勢で眠りにつくことを優先させてください。

3.片側噛み

ものを噛むときに、噛み方に偏りがあると、ほうれい線ができやすくなるということもあります。これは、噛むほうの筋肉が発達してしまうため、そちらの側の頬のほうれい線が深くなってしまうのです。噛み癖が頬の歪みを作ってしまうというよい例です。

対処法はもちろん、左右均等に噛むということが大切になります。何十年と癖がついている場合もありますので、意識して正さないと直りません。歯が欠けていたり虫歯があってそちらの歯では噛めないというような場合は、歯の治療をまず行ってください。

頬の筋肉の歪みが正されますと、ほうれい線が消えるだけでなく、血行やリンパの流れもよくなり、ターンオーバーや新陳代謝も活発になります。トータルとして頬の美容にとって好ましいことですので、是非とも意識していただいて、片側噛みの癖は直しましょう。

4.頬杖するクセ

そのほか、噛み方以外にも、日常的な癖がほうれい線を招いてしまう場合があります。それが頬杖です。頬杖をついてしまうことで、そちらの頬に重力がかかります。横向きに寝ている状態を意図的に作り出してしまうと考えてください。

ベッドの場合は布団が柔らかいので、頬にかかる圧力は分散されますが、頬杖は自分の手で支えるためより頬への力が強くなります。それによって頬の筋肉が固定されて、ほうれい線ができやすくなってしまいますし、頬杖の姿勢自体がシワを作ってしまう行為です。

その状態で長くいれば、それだけ頬のシワが残ってしまいます。これは意識的に直しすかありません。癖になっている人は注意してください。

<関連記事>
ほうれい線を予防する大事な7つの習慣!


ほうれい線の原因【3】外的要因



生活習慣だけではなく、外的な要因でもほうれい線ができやすくなります。これはその要因を避けることが比較的容易なので、対策しやすいものです。

まず、紫外線です。紫外線を過剰に浴びると、皮膚の真皮層のあるコラーゲンが破壊されたり弱くなったりして、たるみが生じます。


コラーゲンは網目状になって皮膚を支えているもので、これが破壊されてしまうと当然、支えられていたものが崩れてしまい、皮膚のバランスが崩れます。頬であればたるみが生じて、結果としてほうれい線ができてしまうのです。

春夏は紫外線のダメージで乾燥肌を引き起こしますので注意しましょう。


コラーゲンの崩壊、劣化は紫外線だけではなくほかの要因でも起きます。それが「糖化」です。読んで字のとおり、炭水化物や糖分を摂りすぎてしまうと、糖とタンパク質が結合してしまい、血糖値が上がるなど体にとってよくない傾向が生まれるだけではなく、コラーゲンが劣化、老化してしまいます。

そのことで、ただでさえ太りやすく、頬に脂肪がつきやすいことに加えて、それを支える網が弱くなるのですから、たるみやほうれい線ができやすくなってしまうというわけです。


ほうれい線の原因【4】環境による乾燥



乾燥した環境やそのにともなう乾燥肌は、ほうれい線を生みやすくします。紫外線がよくないと書きましたが、乾燥肌の人だとUVカットの紫外線対策クリームなどを塗ることが難しく、対策しづらいことになります。

なるべく肌への刺激が弱いものを見つけて紫外線を防ぐことが必要です。


また、そもそも乾燥した環境にいると、もともと人間お肌が持っているうるおいを保つ機能が弱くなります。

角質層には、皮脂膜、天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質と呼ばれる物質によって保湿状態が維持されています。それが乾燥した環境に置かれると、その機能が失われ、水分を肌に保つことができなくなります。


水分保持ができないと、たるみの原因である肌の真皮がダメージを受けて、ほうれい線ができやすくなってしまいます。水分を保って、たるみを防ぐことがほうれい線をできなくするポイントです。

このようなさまざまな要因が合わさってほうれい線ができます。加齢によって仕方のない面もありますが、パソコンの影響などはむしろ若い人のほうが大きいので若年層のほうれい線も増えてきています。


乾燥によるほうれい線への対策



乾燥環境が要因でできるほうれい線は比較的対策が容易です。ほうれい線は顔にできるものですから、フェイシャルだけの対策で大丈夫なのです。

部屋の湿度を調節して、加湿器などを使って乾燥しない環境を作るのはもちろんですが、重要なのは顔そのものへの対策です。

いちばん重要なのは正しい洗顔です。回数重ねて洗顔することは必ずしも乾燥を防止するわけではなく、無理やり洗うことで、かえって肌の状態を悪化させてしまいます。


まず洗顔料ですが洗浄力は強すぎず、弱すぎず。強いと肌へのダメージにつながりますし(乾燥肌の人ならなおのこと)、弱いと効果が薄いのです。なるべく、自然由来成分が多く、うるおいが維持できるものがおすすめです。乾燥肌はもちろん、混合肌で敏感肌の方にも相性が良いでしょう。

洗顔方法ですが、しっかりと泡立てて泡で毛穴や汚れを包み込むようにしてください。無理やりごしごしこするのはよくありません。強いブラシなどではなく、指などで時間をかけて洗顔するのがベターです。


すすぐときは冷水や熱湯ではなく、ぬるま湯で肌に刺激を与えないようにして、しっかりと洗顔料を落としましょう。洗顔料が残っていると、肌に対してよくありません。洗顔後はすぐに化粧水を付けて、顔の保湿をしましょう。

こうすることで、頬のうるおいが保たれてコラーゲンの崩壊も少なくなり、ほうれい線ができにくい状態になります。

この章のまとめ

  • 弾力成分の減少や表情筋を使わなくなったことがほうれい線の大きな原因!
  • むくみを解消してあげることでほうれい線が改善されることも!
  • 生活習慣の見直しと毎日のスキンケアでほうれい線を撃退しましょう!

下記ではおすすめのほうれい線化粧品を紹介しています。なかなか改善されない!とお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。

 ほうれい線を消す化粧品・クリームは?


しわ・ほうれい線を消す化粧品の人気ランキング

アヤナス(ディセンシア)
アヤナス
ポーラ・オルビスグループ開発の特許技術により潤い美肌成分の浸透・保水機能がグンと高まりました。それに伴いコラーゲン生成量が170%アップしたことでふっくらハリのあるお肌を実現します。


メディプラスゲル
メディプラスゲル
ほうれい線ケアができるオールインワン化粧品と言ったらこれ。3種のセラミドや15種のアミノ酸、その他ほうれい線ケアに必要な美容成分がふんだんに配合された高機能ゲルです。


アスタリフト
アスタリフト
富士フィルムのナノ技術が生かされたほうれい線化粧品です。高浸透のコラーゲン粒子を実現したことで、しわやほうれい線などの年齢肌トラブルを集中ケアします。